みなさま、こんにちは。正木です。
先日、鹿角市の花輪に行ってきました。
色々なスポットを回りましたが、その中でも心を打たれたのが
関 善
ここまで気持ちが惹かれる建物に出会ったのは正直初めてです。
かつての造り酒屋「旧関善酒店」。
安政3年(1856年)に創業され、花輪の町を取り仕切る財産家「大っき方」でした。
安政3年(1856年)に創業され、花輪の町を取り仕切る財産家「大っき方」でした。
明治38年5月、日露戦争日本海海戦の日の
花輪大火によって類焼し、同年に再建されました。
木造一部3階建て、間口27m、奥行き20mの3層からなる桁組みで、
吹き抜きの大屋根は10.5mに達します。
とにかく、この吹き抜きが見事で。。。
この桁組みは釘を一本も使っていないそうです。
昔の職人さんの技ですね。
昔の職人さんの技ですね。
とても頑丈で、東日本大震災の大きな揺れに
びくともしなかったそうです!
実はこの関善、県道拡張などの事情から曳家による保存が図られることになり、
平成16年4月から工事が始まり、4ヶ月後の8月に完了したそうです。
そして、平成18年8月3日に有形文化財として登録されました。
関善の入り口に近づくと、ネコちゃんがお出迎えをしてくれました!
とても人懐っこいネコちゃんで、広い関善の中をずーっと案内をしてくれました。
夢中になって写真を撮っていると「早くこいっ!」と
言わんばかりの表情で、こちらに近づいてきます。
展示品の数々
綺麗なランプ
戦争時に使われていたもの
昔のおもちゃ
蔵はライブ会場になっていました。
ここで、真荷舟ライブができたら最高だなと思いました。
関善に一歩入ると、明治時代にタイムスリップしたような感覚になります。
昔ながらのものを大切にし、後世に伝える心が伝わってくるようでした。
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